比較的涼しい日が続いていましたが、やっと夏本番の暑さになってきましたね。
排気量と圧縮比が上がり間違いなく熱量が増えているので、エンジン温度が心配です。
川重の配当であぶく銭も出来たことだし、オイルクーラーキットでもつけてみようかと。
現在ビートと武川の2社からオイルクーラーキットが出ているようです。
ビートのオイルクーラーはオイルフィルターから取り出したオイルをタペットカバーに排出してヘッドの冷却を重点的に行う方式。
シュラウドの内側にすっぽり収まるオイルクーラーとステンメッシュなオイルホースで高級感があり魅力的ではありますが、ひとコケでめげそうなオイル取り出し口と、少々高いお値段が玉にキズ。
よっぽどビートマニアならこっちをチョイスしたのでしょうが、後発製品のほうが出来が良いのは否めません。
そんなわけで、武川のコンパクトオイルクーラーキットを導入してみました。
↑主要部品一式
オイルフィルターハウジングの形状から、オイルの取り出し口を作るのは相当難しいのではないかと考えていましたが、そこは流石の武川だけあってNC削りだしの素晴らしいアダプターを開発してくれました。
少し残念なのはアダプターの形状のためか純正のオイルフィルターが使えず、武川の専用品を使わなくてはならないところでしょうか?
↑ 武川のオイルフィルター
たぶん形状的にドリーム50の純正品とコンパチです、保証できないけど。
取り付け自体はさほど難しいことはなく一般的な工具で進めることができますが、なにぶん狭いところで作業することになるので外せる部品はあらかじめ外しておいた方が無難です。
左右シュラウド、右側シュラウドステー&ホーン、フロントフェンダーは外した方が結果的に作業しやすいですね。
オイルクーラーの取り付けはダウンチューブにUボルトでステーを締め付ける方式です。
強度的には必要にして十分に思えますが、エンジンハンガーとかシュラウドステーと共締めする方式にしてほしかったです。
なんだかアンテナマストみたい。↓
オイルフィルター側のアダプターは、Oリングを取り付け武川オリジナルのオイルフィルターを組み込んで取り付けるだけなので特記すべきこと無しです。
完成するとこんな感じ。
↑ オイルクーラー側
↑ オイルフィルター側
オイルクーラーをもう少し下につけた方が良かったかもしれませんね。
ダウンチューブの溶接痕には個体差がありますから座りの良い位置にしたらこの位置になりました。
ご近所を数キロ走ってみたところ、ラジエターコア?の部分がクランクケースと同じぐらいの温度になっていたので、とりあえずオイルは回っているみたい。
すべてのオイルがオイルクーラーを通る経路をたどるわけではないでしょうから、どの程度効果があるのかは不明です。
ヨネオ 2012年08月06日(月)12時18分 編集・削除
やはり、転倒時の事を考えるとタケガワですよね。
ラジエターは自作ステー、ホースでシュラウド内に収まりそうですか?