都合良く3連休の初日に到着した例のブツ。
これはクリスマスプレゼントに違いありません!
寒空の中バイクをいぢる姿は端から見れば寂しく映るかもしれませんが、本人はとっても充実しています。
間違いなくリア充です、勝ち組です!(TωT)
そんな感じで早速ステキなピストンを組み付けました。
↑ 美しいピストンだけど1本リングです。
さすがに2回目ともなればだいぶ効率的に作業が進みます。
おかげでボアアップそのものの写真はこれしかありません。
ヘッド組み付け時にカムを武川のスペシャルカムに交換します。
↑ 武川カム
完全なカスタム部品のようで、ノギスで適当に測ったので正確ではありませんが、IN・EX共に0.4mmほどハイカムになっているみたいです。
タイミングも微妙に変えてある感じ。
ボアアップ自体は至って普通な作業で面白くありません。
続いて点火タイミング変更の追い加工を施したジェネレータカバーに交換します。
↑ ジェネレータカバーを分離します。
ガスケットが固着していたため、ゴムハンマーでガシガシ叩いて少しずつ分離しました。
この後ピックアップやステーターコイルを移植しますが、寒さに耐えかねて部屋の中へ移動します。
細かい作業になるし・・。
元のジェネレータカバーからピックアップ、ステーターコイル、ケーブルストッパーを取り外します。
全部プラスネジで、簡単に外せると思ったらロック材のせいで相当固いです。
ピックアップのステーを武川カスタム品と交換するためにピックアップを分解する必要があります。
↑ 矢印部分のクリップを精密ドライバーで慎重に外します。
するとオリジナルのステーが外れます。
同時にピックアップのマグネットもステーに付いてきました。
マグネットの極性が変わると点火時期が狂う恐れがあります。
判らなくならないように外す前にマーキングしておくのが賢明です。
↑ マグネットが外れたらすかさずマーキング!
武川カスタムステーに交換したら、加工済のジェネレータカバーに外した部品を移植します。
↑ 無事移植完了!
ピックアップがノーマルより遅角側に移設されているのが判ります。
屋外に戻りジェネレータカバーを取り付ければ機械的な作業はおしまいです。
次にサブコンを取り付けます。
基本的にコネクターを指示通りにつなげるだけですから難しくありませんが、一部コネクターの組み替えが必要であるなどめんどくさい面もあります。
インジェクターに繋がるコネクタを入れ替える。
↑ コネクター前面のカラーを精密ドライバーなどで慎重に外します。
コネクターから端子を引き抜きます。
↑ カラーを外した側からツメを針で浮かせつつ後側にリード線を引き抜くと上手く外れました。
後は説明書通りに配線しアースを取るだけです。
サブコンはバッテリー脇のスペースに配置しました。
↑ 頻繁にいぢる事もないでしょうからここでよいでしょう。
公道を走るとなれば書類関係の書き換えも必要です。
これは平日しか出来ないので、とりあえずエンジンの始動だけ確認して今日の作業はおしまいです。
さすがにセルの動きは重く、バッテリーが少しでも弱っていると始動できないかもしれません。
キックのないバイクにこれは辛い。
敷地内(舗装された私有地があるのだ!セットバックともいうぞ!)を軽く走ったところかなりのパワーアップが確認できました。
ハイスロ入れたら相当体感出来ると思います。
でも、KSR2ノーマルとどっこいぐらいかなぁ・・。