久しぶりに画像多めな記事です。
最近Dトラ250(以下Dトラ)のカムチェーン音が大きくなってきました。
高回転からスロットルを急閉すると、ジャ~ッ!て異音がする始末です。
原因を取り除くべくさっそく調整してみます。
Dトラのカムチェーンはオートテンショナーが付いていますが、こいつのダメさ加減はオーナーの間では比較的有名な話です。
↑ オートカムチェーンテンショナー
KSR110やDトラ125は回転式のテンショナーを採用して特に不具合は聞きませんが、Dトラはノッチ式が使用されています。
↑ ノッチの付いたテンショナーをスプリングで繰り出し、爪で固定するワンウェイ構造になっています。
↓ 全体はこんな構造です。
スプリングが弱くテンショナーが繰り出されなくなるのが原因のようなので、スプリングのプリロードを変更しました。
↓ 丁度よいサイズのネジをスペーサーにしただけですが・・。
↓外した部品を元に戻して作業完了!
さっそく10kmほど走ってみたところ、カムチェーンテンショナーの異音は無事解消したのでした。
こいつは05モデルなのでまもなく10年になります、一度も転倒させずに乗ってきたけど、所々くたびれてきたなぁ。