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ぬおうキットその後

新年早々エンジンを抱きつかせてしまいましたが、凹んでばかりもいられません。

ロクに慣らしもせず高負荷運転をしたのが悪いのは十分承知しております、決して武川キットの評価を落とすものではありません。
実際、抱きつき前に行った試乗会では高評価でしたし、これなら有りだろうとプロを交えて歓談しておりました。

今回の経験で現時点での限界が判ったので、それを越えぬよう慎重に調整していけば良いわけで、むしろ安心できると言えなくもないですw
今のところ順調?
抱きつき後も少しずつ距離を伸ばし、まもなく100kmを越えようかといったところです、交通の流れに乗って走る分には絶好調ですよ!

現状自分以外の事例を知りませんから、起きていることが正しいのか、その対処が間違っていないか見当がつきません。
しばらくして事例が増えれば方向性が定まっていくでしょう。

以下現在の仕様を書きますので参考になれば。

・車輌の仕様
 Sステージ+SPカム+ノーマルマフラー
 FI-CONの取り付け、O2センサキャンセル、パルサー移設もマニュアル通り行っています。
 FI-CONの設定値は「A」
 クラッチのロックアウトスイッチも付けています。
 スロットルボディ下部の調整ネジでアイドリングを上げています。
 圧縮:1130kPaぐらい。
 
・組み付け時の作業
 基本的に武川のマニュアル通りです。
 ピストンスカート部のエッジを軽くサンディングして当たりを付けています。
 タペット調整はIn Ex共0.04mm(標準で調整後、カチカチ音を低減するため狭めに再調整)

・油脂類
 カストロール ACTIVE X-TRA 10w-40
 昭和シェル Shell Pura (ハイオク)

・現在のエンジン音(抱きつき後)↓

タペット音とは違うような独特な音が聞こえます。
この音は抱きつき前から聞こえた音で、武川のSCUTピストンを取り付けた車輌と似た音です。
チチチとカカカの2音が聞こえると思います、たぶんチチチがタペット音じゃないかと?
カカカはピストンスラップか?
・・・いや、オノマトペが乏しくて申し訳ないです。

SCUTもS-stageもボアに対して薄いピストンと1本リングである共通点があります。
KSR SCUT178
↑参考:KSRのSCUTピストン

KSRのSCUTピストンは街乗りで3000km以上走っても問題ない耐久性がありますから、同等の性能を期待しちゃいますね♪


FI-CONの関係上、O2センサをキャンセルしていますので、先日作った空燃費モニターが機能していません。
ECUとは独立させてリッチorリーンのモニターが出来るように改造したいと考えています。
そうすればどFI-CONの設定が適切かどうかも判断できるでしょう。

あとFI-CONが何をやっているのか解析してみたいですね。



ところで、試走の際ふとメーターを見ると様子がおかしい事に気付きました。
なんか体感の半分ぐらいしか速度が出てません。
よくよく見てみると・・・
マイル表示に
↑ マイル表示になってましたw

どうやら左ボタンを押しながら右ボタンを押すと、km/h mphの切り替えが出来るみたい。
最近バッテリーの付け外しを頻繁にしてそのたびに時計を直していたから何かの拍子に変えちゃったみたいです。
トリップやオドもマイル表示に切り替わって何となくワールドワイドな雰囲気ですね。

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