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ベルリンガー

購入から8ヵ月経過。
夏に行った四国ツーリングで走行距離は倍になり2300kmを越え、新車の輝きもあせてきた頃です。

2月の末に注文してから待ちに待ったベルリンガー製キャリパーが、おフランスからやっと来た。
フランスの暴動で混乱していたとは言うけれど、いいわけにしか聞こえません。
イタリアやフランスなどの欧州諸国は仕事がいい加減です、納期なんて気にしないし・・
ドイツは日本人と同じ気質を持っているようで真面目な人が多いように思えます。

やっと届いたブツ↓
ベルリンガー 4XR
↑ベルリンガーは航空機のブレーキシステムなどで有名なメーカーです。
キャリパーサポートが不要な専用キャリパーとなっており、Dトラには XR400やDR-Z400、KX250向けとしてラインナップされている対向4ポットキャリパー「4XR」がポン付けできます。

アルミ削りだしの高級感溢れる逸品です。
究極の盆栽アイテムですな。

ブレーキパッドはZZR-1100などのトキコ4POT用と同じものなので消耗したときも各メーカーの製品を選びたい放題!


んで、対するブレーキローターは・・・
ブレーキング STX72D
↑ブレーキング STX72D

一般的にはブレーキングOEMのダートフリーク製ストリートウェーブキットを使うところですが、こちらもこだわります。

ストリート用より若干厚みがあり、スリットのパターンが違います。

本来ベルリンガーのキャリパーは同じくベルリンガー製の310Φディスクと組み合わせることが前提となっていますが、320Φも絶妙なクリアランスで取り付けできます。


じゃ、さっそく取り付けましょう!!
取り付け!
↑リフトアップしてフロントタイヤを外します。

タイヤを外したら、ディスクの交換と、キャリパーの取り付け。

この程度の作業ならさほど時間は掛かりません。

しかし、ブレーキホースの長さが判らなかったので、フィッティングは後日済ませました。


取り付け完了!!
ベルリンガー&ブレーキング
↑150cmのステンメッシュでフィッティング。
微妙な取り回しに・・・

バンジョーもステンにしました。

ホースの被覆が摩耗しないようにスパイラルチューブでぐるぐる巻きにしてあります。

さすがに320Φの大径ディスクと4POTキャリパーの効果は絶大です。
指2本でジャックナイフ出来そうなかんじ。

高速時はレバーの入力にリニアな反応で、コントロールしやすくなりましたが、極低速時(例えば渋滞で10km/h以下など)はちょっと握っただけでガッツンと効くので少々扱いづらくなってしまいました。

本来この4POTキャリパーには12mmのマスターが適正なのですが、12mmにするとこの現象が顕著に表れそうな気がするので、当面 Dトラ純正11mmマスターシリンダーと組み合わせて試してみたいと思います。
ちょっと11mmじゃ柔らかすぎるのだけど・・・

制動力が上がったら、サスペンションの沈み込みが気になるようになってしまいました。
パニックブレーキ時にうっかり強く握るとヤバイかも・・。

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