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マフラーリプレイス

最近Dトラ250から異音がするようになってきました。
走行中にしか聞こえない異音だと原因を特定するのが難しく、しばらく何の音かわからないまま走ってました。

どうやらエンジンが高回転の状態でスロットルを急閉すると、お菓子の缶にビー玉を入れて転がしたような音が出るみたい。

エンジン回転やスロットルに連動していることから吸排気系に問題があると当たりをつけ、インマニやスピゴットの接続状態を確かめるも特に異常は無い感じです。

う~ん、やっぱりあやしいのはマフラーか?
と、いうような成り行きで今日はマフラーを分解する事にしました。

んで、早速問題発生。
マフラー本体がエキパイから抜けません。
ゴムハンマーで叩いて1時間ほど掛けてやっと外すことができました。ご近所様うるさくてごめんなさい。
チタンも錆びるのね?
↑ チタンも錆びるのね・・・
2種類の金属が接触すれば必ず電位差が発生しますから電蝕により局所的に錆びて膨張したのでしょう。
とりあえずヤスリとサンドペーパーで膨張した部分を削り落としてスムーズに結合できるようにしときました。

いよいよマフラー本体の分解。
リベットもみもみ
↑ 電ドリで揉んでリベットを破壊!
以前アルミのリベットに変えたので楽に外すことができました。

BEETのマフラーはステンウールとグラスウールの二層構造です。
ステンウール
↑ ステンウールが焼けて虹色になっています。

舞い散るススと格闘しながら古い消音材を剥がすと、やっとインナーパイプが出てきました。
インナーパイプ
膨張室はあるものの、ぼほ直管構造です。

インナーパイプを調べると、異音の原因と思わしき箇所を発見!
口がね
↑ 口がね部分の溶接が取れてカタカタ動く状態になっていました。

とりあえず再溶接してくっつけることにします。
久しぶりの溶接はうまくできるかな?
溶接機
↑ 虎の子、200V 直流インバーター溶接機。

適当に溶接、パンチングメッシュはすぐに溶け落ちるので難しいなぁ。
前回使った100V溶接機はアークを飛ばすのがやっとだったのにw
溶接完了
↑ 見た目悪いけどくっつけばいーのだ!
4箇所ほどスポット的に溶接しておきました。
プラズマが吹き抜けないように裏にあて板とかすれば良かったと反省。
溶接は奧が深いです。

んで、港北ナップスまで一走りして、消音材を買ってきました。
消音材
↑ 消音材料を調達。
消音用のグラスウールは高いので、ステンレスたわしとボンスターでかさ上げすることにします。
建築用並に安くなればいいのに・・・。

第一層 ステンレスたわし
ステンレスたわし
↑ 1個 158円 x 2

第二層 ボンスター(スチールウール)
ボンスター
↑ 1袋 128 円 x 1

第三層 グラスーウール
アコスタフィル
キジマのアコスタフィル (WA)

アウターパイプに収まるように第四層目を圧縮して巻いてからずっぽり挿入。
インナー挿入

あとは口がねとテールピースをリベット留めしたら完成です!
インナー挿入

さっそく試走してみたところ、異音は聞こえなくなったみたい。
やっぱりマフラー口金の溶接折れが原因のようでした。

ほど良い作業内容で1日を楽しく潰すことができ満足満足!

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