一昨年の夏ツーはDトラ250で1200km、去年はKSRで780km走りました。
順当にいくと今年はDトラ125で出掛ける番ですね。
直前までノービジョンでしたが、今年の夏は異様に暑いので極力涼しい高所をめぐるツーリングにすることにします。
自由に動き回れるように宿の予約はせず、行き着いた場所で探す行きあたりばったりな計画です。
と、言ってもある程度は目標を決めないと面白くありません。
今回のツーリングでは2つの課題を設けました。
・自分に課す挑戦 → 谷川岳登山
・Dトラ125に課す挑戦 → Sステージで標高2000m超えを達成
以上の課題をクリアすべく夏ツーにいざ出発!
朝5時に家を出てR246→環八→R17と進み一路水上方面へ。
早朝にも関わらず環八〜R17熊谷は慢性的に渋滞が続きます。
↑ ようやく渋滞がおわり深谷のコンビニで1回目の休憩。
登山装備を携行するためサイドバックを装着しています。
この後は前橋市街で軽く渋滞した程度でほぼ快走し、沼田で初の給油をしました。平均燃費約42km/L
10:30過ぎに谷川岳ロープウェイ土合口駅に到着。
ライディング装備から登山装備に着替えてロープウェイに乗り、天神平の登山口まで移動します。
さすがお盆シーズンだけあって観光客で混雑しており、ロープウェイ待ちの行列に並んでいたら登山口に到着したのは12時過ぎでした。
↑ 目指す谷川岳。遭難者が世界一多い山だそうです。大半はロッククライマーでしょうけど。
天神平の登山口から山頂までは往復5時間が目安です。
ロープウェイの最終が17時であることから、この時点ですでに登頂は怪しい状態・・・。
まぁ、行けるところまで行ってみましょ。
山頂までの距離は3㎞ほどとさほど長くはありません、しかしそれは傾斜が急であることを意味しています。
しばらくは木道のある緩やかな登山道でトラバースしていきますが
熊穴沢避難小屋を過ぎると本格的な登りがはじまります。
↑ 鎖場のある登山道、蛇紋岩で出来た岩はとてもよく滑ります。
↑ 山深い中に不自然に存在する煙突は関越道の換気施設だって、どうやって作ったんだろう?
大変天気が良く景色や高山植物を楽しみながら登っていきますが、森林限界を超えて木陰が無くなると暑くて体力の消耗が激しいです。
デスクワークで鈍った体力はシニアの方々より劣っているらしい・・・。
タイムリミットの14:30までに山頂にたどり着くのは不可能と判断し、山頂から2/3ほどの地点で敗退を決断しました。
第一の課題達成ならず。10時までには登山口に居ないとダメですね。
失意のまま登山装備からライディング装備に着替え、50㎞ほど移動して渋川のホテルに向かいます。
途中、日本一のモグラ駅である信越線の土合駅に立ち寄りました。
↑ 立派な駅舎ですが無人駅です、スキー好きには馴染みの駅かもしれません。
下り線地下ホームに降りる階段は462段あるそうです。
谷川岳で気力と体力を使い果たしたため、ホームに降りる事はしませんでした。
本日の走行距離 250.2km