僻地に行くことが多いもんで、バイク用のナビを愛用しています。
古くはmioなどのポータブルナビを使っていましたが、サポートが終わり地図の更新がされなかったり、荷物が増えて邪魔になるなど、ナビ専用機の時代は終わりその役目はスマホに譲られたみたいです。
最近はiPhoneをナビ代わりに使うも、グローブをはめた手では操作できないし、防水性にも難がありました。
そういえば、最近のアンドロイド携帯は防水機能付きが多いのね。
ってことでXperia Zをバイクナビにする計画です。
ナビソフトは電波に依存しないように地図データ保存型のソフトをチョイス!
スマホホルダーはキジマのシステムを流用することにします。
↑ アイシンのナビソフト、まるでトヨタ車に乗ってるみたい。
案内音声はプリウスで聞き慣れたおねいさんのそれですw
↑ キジマのスマホホルダー
これはなかなか良くできています、携帯電話のようなライフラインを路上に落としては悲惨ですからね、ケチって安価な中華製に走らずしっかりした製品を選びたいところです。
とはいってもシステム全体をキジマ製にすると相当な値段になってしまいます。
カメラを取り付けるクランプにどうにか取り付けられないかなぁ、と。
↑ 以前から使っているハンドルにカメラをマウントするクランプ
カメラの雲台のネジは1/4-20というインチ規格、対してキジマのホルダーはミリネジです。しかも両方オス。
さて、どうしたものか?
工作魂が燃え上がります!
↑ ホルダーのアダプターを設計します。
キジマ純正のホルダーは鉄板にビスを溶接したようなアダプターが付いており、脱着できるようになっています。
これに類する部品を作りメスのインチネジを切ればいいんじゃね?
設計図ができたらCAMで切削パスを作りCNCでミーリングします。
ぢつは久しぶりにフライスを回そうとしたら、ホストコンピュータが壊れて起動しなくなっていました。
急遽中古のPCを入手して切削するハメに。
Celeron300MHzからCoreDuo1.66GHzに大幅グレードアップ!快適です。
しかし、いまどきパラレルポートの付いたノートパソコン探すの大変でした。
USBパラレル変換やPCMCIAのパラレルカードはCNCのホストには使えないのです・・・。
切削完了!
設計通りうまく削り出せました。
タップだけは手作業です。
んで、こんな感じに取り付けます。
すごい!ピッタリだ!
設計した自分がビックリしちゃうぜぃ。(自画自賛)
これで既存の雲台を利用してスマートに取り付けできそうです。