カワサキ D-Trackerの購入からいぢり倒す過程を紹介する盆サイト

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お漏らし 他

ちょっと回して走った次の日のこと。
ドレンホースからお漏らししているのを発見しました。
お漏らし
↑ たいした量ではありませんが、上のドレンから垂れてきたことは間違いありません。

タイルに垂れた液体は蒸発する様子も無く、エンジンオイルを薄めたようなブローバイのそれにしか見えません。
ところが、垂れてきたと思われるドレンをたどると、燃料タンクのウォータードレンにつながっているんですよね。
本来、タンクの中に雨水が入らないようにするためのもので、ブローバイが混じる余地がありません。
もう一本タンクから生えているブリーザーホースにしたっておなじです。
ん~、なんだろ?

本来のブローバイのドレンを外してみたところこんな感じです。
ブローバイ
↑ さほど多くはないもののそこそこ溜まっていました。
やはりSステージにしてからブローバイは増えているようです。
一本リングだし仕方のないところでしょうか。
この様子だとエアクリボックスの中も定期的に掃除した方がいいかもしれません。
環境とか無視して大気開放したいところですが・・・。


謎なお汁の出所を確認するため各部を見回していたら、エキパイの錆びの酷さに気づいちゃいました。
いや、気づかないふりをしていましたがもう限界です。
エキパイサビサビ
↑ ヒートプロテクタを外すとサビの模様が皮膚病のようで痛々しいです。

銀色の耐熱塗料を持っていないので、とりあえず黒の耐熱塗料を塗ってみました。
耐熱黒で塗装
べつに悪くはないですね、引き締まって純正より良いかもしれません。
ほんとはチタンとか錆びにくい素材にしたいのですけど。

サス調整&グリスアップ

当たりが付いたのか、はたまた自分の体重が増えたのか、初期の沈み込みが気になったのでKLX140Lショックアブソーバのプリロードを調整しました。
プリロード調整
↑ 調整中 整理整頓w

さすがレーサー用のショックだけあって、プリロードはネジ式になっており無段階の調整が可能です。
ところが、フックスパナを入れるスペースが無く、タガネとハンマーでも回る気配がありません。
めんどくさいけど一度分解することに・・・
別体タンクが邪魔でスイングアームを外さないとショックが取れないんだよなぁ。
まぁこの際、改造に無理がないか各部を確認するのも良いかもね。


ついでに最近住み着きはじめたヒヨコも退治します。

フロントアクスル付近からヒヨヒヨ鳴る所謂ヒヨコは、KSR乗りの間でも割と有名なカワサキ独自の標準装備?です。
大抵の場合、メータギア付近をグリスアップすることでヒヨコは巣立っていきます。
メータギアグリスアップ
↑ メーターギア外してみると、ほとんどグリス分が無くカラカラでした。
アクスルシャフトにもグリス塗ってないし、メッキ(塗装?)の質も悪いし、これがタイカワサキクオリティなのか?

実際の所、アクスルシャフト自体が摺動するわけではなく、カラーに保持されたベアリングが回転するわけですから、アクスルシャフトのグリスアップは潤滑というよりも錆止め目的の意味合いが強いです。

アクスルやユニトラック回りのグリスアップにはモリブデンよりリチウムを使った方が良いです。水に濡れる可能性がある場所にはモリブデンはあまり向きません。

ヒヨコ退治
↑ ヒヨヒヨ音はハブとオイルシールのリップから発生していると推測しています。
この部分の油分を切らさないように、定期的にグリスアップしてあげるのが良いかと。

メータギアを外したときは、メータギアとハブのドグがしっかり噛み合っていることを確認してからアクスルシャフトを締め込みましょう。
Dトラ(250ccのほうね。)で何度かメータギアの羽根を折ったことがありますのでw


プリロード調整を終え近所をひとっ走りしてきましたが、KLX140Lのショック&アルミスイングアームは絶好調です。
今までバタついていたゼブラのあるコーナーを何もないかのようにいなしてくれます。
こうなるとフロントサスの弱さがちょっと気になりますね。
もっと底で踏ん張る不等巻きバネとか欲しいです。Dトラ125のなんちゃって倒立サスじゃ交換出来ないでしょうけど。

オイル&フィルター交換

前回のオイル交換から1000kmほど走ったので2回目のオイル交換をしました。

ついでにフィルターも交換しておくことにします。新車は早めに交換した方が良いらしいですからね。

オイルを抜いてフィルターカバーを開けると・・
ご開帳~♪
↑フィルターがあらわれました。
Dトラ250ccやKSR110と同じフィルターなので助かります。
常備してもムダにはならないでしょう。

交換品はナップスで一番安かったベスラの製品を使います。
ベスラのフィルター
純正品よりフィルター紙の面積が少々少ないみたいだけどたぶん平気でしょう。
安全弁さえしっかり動作してくれれば、オイルフィルターが原因で焼き付いたりすることは無いはずです。

取り外したフィルターには若干の金属粉が付着しているものの、特に異常な感じはありません。
フィルターの状態
ならしもせず、購入後から即全開で使用している割には意外とキレイでビックリです。
おなじく1000km走ったKSR110のオイルフィルターよりキレイなかんじですよこれは。

カワサキ純正SF級10w-40を入れて作業終了。
いつか冴強とか冴速を入れてみたい気がしますね!

ところでこのオイル経路だとフィルターハウジングからオイルクーラー用のアウトプット作るのは難しい気がします。

サービスマニュアル

車輌発売から1ヶ月強でやっとサービスマニュアルが出来上がったみたいですw

入手したサービスマニュアル↓
サービスマニュアル

KLX125が表紙になっています。
正面からだとわかりにくいのですが、驚くのはそのボリュームです。
24mmもあるよw
↑ 24mmもの厚みがあります。
角で殴られたらタダでは済まない感じです。(>ω<)

やはり内容はDFI(Digital Fuel Injection)関連にずいぶん割かれています。
以前の予想通り、ECUから伸びるブランクのコネクタは診断用の物であることが判明。
ただしKDS(Kawasaki Diagnostic System)には一切言及しておらず、ちょろっと伸びるギボシ端子を
使ってサービスモードに入り、FIランプの点滅周期からエラー内容を読み取る方式が解説されていました。

各センサーやインジェクション、燃料ポンプ、ISC等の扱いについても説明されてあり、
エラー発生時の対策フローもしっかり載っているので満足です。

Dトラ125を末永く楽しみたい人には必携のアイテムですね!

~おまけ~
似たようなバイクのサービスマニュアルを並べてみた。
S/Mわっしょい!
↑上からKSR1/2・KSR110・KLX140(英語版)・D-TRACKER・KLX125/D-TRACKER125

原付のくせにフルサイズのバイクより厚いぞ!

オイル交換など。

ぬうう化して100kmほど走ったので購入後初のオイル交換をしました。

オイル交換
↑ 思っていたほど目立った汚れもなく、多少透明感が残る状態でした。
水銀の様にメタリック化したオイルを期待していたのに拍子抜けです。
金属粉もほとんど混じっていません。

ちょっと高級なカストロの10w-40を入れておきました。
実質的なオイル量がちょうど1リットルぐらいなのでムダを出さずに交換出来てべりぐ~です。

そしてスパークプラグをチェック!
スパークプラグ
↑ ちょっと焼け気味で薄いのかなぁ~ とも見えますが、概ね良好です。
そもそもインジェクション車でプラグの焼け具合ってあんまり意味無い気がするし・・。

ところで当方、いわゆる「ならし」は基本的にしません。
いや、2stエンジンならしっかりしますけどw

4stエンジンの場合はあまり真面目にマニュアル記載の速度&回転数を
守ってもストレスがたまるだけです。
普通に加速して普通に減速する普段の走りをしていればそれが「ならし」であると考えます。

実際それでトラブル起きたことは一度もありません。

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