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O2センサー 独立化!

このところ狙いすましたかのように天気の悪い週末が続きましたが、久しぶりに良い天気で絶好のバイクいぢり日和です。

以前からの懸案であった、O2センサのインジケータをいぢることにします。
現状、サブコンを使用する関係上、O2センサの出力をリーンだと認識させる必要があるため、センサー出力をグランドに落としています。
おかげでせっかく作ったO2インジケータも常にリーンを表示する状態になっているのです。

ECUと完全に切り離してO2インジケータが動作するようにしたい!

先日の計測でO2センサー自体に起電力があることが判りました。
当初、O2センサに5Vの印加電圧があることからチタニア式であると考えていましたが、どうやらジルコニア式の原理をベースにした積層型である可能性が高いみたい。
ま、最終的に0~1Vの電位差が観測できれば良いので、O2センサーがどんなタイプでも特に問題ありません。

しかし、仮にジルコニアベースの回路とするならば、なぜ5Vの電圧が印加されているのか理解できません。
まずは5V印加して分圧を計測した場合と、直接O2センサの電圧を計測した場合を実車で比べてみます。
実験中!
↑ 別電源で5Vを印加して実験中。
サブコンのおかげで常にリッチな状態が続くため、リーンを検出することが難しい・・・。
設定ダイヤルをリーン側にずらしてなんとかリーン状態を再現できました。

結果、どちらの場合も0~1Vの電圧変動を確認できました。
おそらくO2センサの起電力を直接計測すると、変動が激しいため、外部から電圧を掛けて安定化しているのではないかと推測しています。
キーOnからO2センサーが安定するまでの間、リッチ判定になりますからエミッション的にも有利ですしね。

インジケータのためだけに5Vを発生させる回路を付加するのめんどくさいので、多少のノイズは無視して直接O2センサの電圧を計測する方式に決定しました。
目で見るだけのインジケータですからノイズが乗ってもECUが誤動作することは無いですからね。

とりあえずECUと切り離してO2センサをモニターするためのハーネスを作成します。
O2センサのハーネス
↑ 本体とO2センサのハーネスを加工しなくてすむように、O2センサと同じコネクターとハウジングを取り寄せました。
視覚情報から同型のコネクターを探すのは非常に苦労しました。

んで、実車にフィッティング。
フィッティング
↑ O2センサのヒーターをバイパスして、O2センサのECU側はセンサーグランドに落としています。
O2センサ出力をインジケータに直接接続して、もう片方はグランドへ落とすだけ。

O2センサヒーターを外すと、O2センサ動作までの時間が掛かりますし、ECUがエラーを検知するのでヒーターは生かしたままでないといけません。

色々調べてO2センサインジケータを復活させたのは良いのですが、サブコンのおかげで常にリッチなので、アクセルを急開した瞬間と強いエンブレを掛けた時ぐらいしかリーン表示にはなりません。
ちょっとがっくし・・・。

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